これまでのエスケー鉱産、これからのエスケー鉱産
当社はこれまで主に BtoB のファブレスカンパニーとして、2002年の創業以来、多数の企業様よりお引き立てを賜っております。 今後の展望として、これまでの枠組みに留まらず、より多くの皆様に当社を知っていただこうと取り組んで参ります。また、様々なフィールドにてお客様お一人おひとりを大切にし、社会への貢献および新たな成長を目指します。
新しい取り組みのひとつとして、当社ホームページおよびFacebookでは当社の事業・取り扱い商品のご紹介や、鉱産物についての情報、現地視察の様子などお伝えします。
エスケー鉱産の4つの柱
当社は現在4つの事業を柱としております。
【1】鉄鋼事業
製鋼用の取鍋スライディングノズルサンドや製鋼用副資材を主に取り扱っております。 製鋼技術の革新に伴い、品質の安定と製鉄所の規格に沿った製品開発に努めております。
また、使用済みとなった鋳物砂の再利用化など環境に配慮した製品開発にも取り組んでおります。
持続可能な開発が求められる社会において、限られた資源と環境を次世代へと繋ぐために当社にできることを追求し、併せて現在のお客様にとっての最適解を提供いたします。
【充填砂】
シリカとクロマイトの混合品で、各産地より高純度の原料を取り寄せて国内工場にて製造加工しております。 各製鉄所において、様々な使用条件に合わせてカスタマイズした製品を提供いたします。
■使用用途
・製鉄向け取鍋用湯止め砂
【ボーキサイト】
中国より高アルミナ成分の耐火用原料
■使用用途
・耐火物用原料 ・研磨材
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【2】工業事業
窯業・耐火物の原料を中心に展開しております。近年、国内の天然資源の採掘禁止措置などにより供給量は年々低下していることから、海外品への転換要望も高まっております。
弊社の粘土・カオリン(※)においては独自開発したルートにより、安定した供給体制にてお客様のご要望に合わせた展開が可能です。
※カオリン(鉱物) カオリンの語源は中国江西省景徳鎮付近の高嶺(Caoling)からとれる白色粘土に由来します。 日本でも蛙目粘土や長石とともに、カオリンは常用な窯業原料として流通しています。 窯業原料以外に、製紙、ガラス繊維、耐火物などの分野でも不可欠な鉱物です。
【生カオリン】
■使用用途
・陶磁器
・グラスファイバー
・耐火物など
【焼成カオリン】
■使用用途
・塗料
・ゴム
・プラスチック
・耐火物 など
【水簸カオリン】
■使用用途
・陶磁器
・耐火物 など
【クロマイトパウダー】
南アフリカより高品質の原料を安定的に供給できるように努めております。 使用用途により様々な粒度を提供することが可能です。
■使用用途
・陶磁器用釉薬
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【3】農業事業
中国、東南アジアに広く分布しているマグネサイトなどの良質な鉱産物を肥料用に加工して販売をしております。 提携工場に対し加工指導を行うことで、お客様の規格に合わせた品質と安定供給に努めております。業界問わず、発生する副産物に対して再利用を目的とした製品開発を行っております。
【単肥・石灰質肥料・NPK肥料】
硫安などの窒素、MAPなどのリン酸、硫加などの加里やカルシウム・マグネシウムの他、ケイ酸や2価鉄等のミネラル要素、有機質肥料など肥料原料から製品まで取り扱いをしております。NPKやミネラルを配合した化成肥料やBBタイプ肥料をお客様のニーズに合わせ供給しております。
【土壌改良材】
バーミキュライトやパーライトなど無機鉱物、ピートモスやヤシ殻ピートなどの有機物、バーク堆肥や腐葉土、もみ殻くん炭や木炭などの加工有機物を扱っております。
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【4】加工事業
昨今、工業事業において人材の不足、リードタイム短縮などの課題が表面化してきております。併せて海外拠点に置ける外装品質低下などが起きている事例が顕著になってきていることから、国内提携工場とも連携を取り、お客様の要望に沿った加工を行っております。 また業界問わず、発生する副産物に対して再利用を目的とした製品開発を行っております。
【受託加工の加工例】
・粉砕
・乾燥
・焼成
・造粒
・篩(ふるい)
・梱包作業 など
以上、当社が取り組んでいる4つの事業についてのご案内でした。
今後も「鉄鋼事業」「工業事業」「農業事業」「加工事業」を柱としつつ、これからの時代のニーズに対応し、より幅広く細やかに事業を展開させて参ります。